○柳本委員長 河村たかし君。
○河村(た)委員 きょうは割と冷静に、日ごろは割とエキサイトしていろいろやっていますけれども、冷静に事実を淡々と確認したい、そんなふうに思っています。
名古屋の刑務所の三事案、これをずっと私も、前回の、去年以来ですか、やってきまして、とんでもないことがわかりまして、これは事実が全く違っていたということなんですね。
法務大臣も予算委員会で、裁判は裁判でやっておりますけれども、これは答弁いただきませんが、裁判は裁判で司法の独立は当然ありますが、同時に、行政というのは、いわゆる再発防止のために真相を究明して事実を解明せないかぬ。要するに、再発防止するためには事実を解明せなけりゃできませんので、そういう義務が別個にある、これはやらにゃいかぬということは確認をされております。
それから、実はこれは調べたんですけれども、国会も、これは驚くべき数字ですね。今までの審議が、参議院と衆議院合わせて六十八名の方が六十時間四十九分。ただし、時間につきましては、自分の質問時間の中の一部の場合もありますから、その間全部やっておったというわけじゃございませんが、これだけ名古屋刑務所三事案について、ほとんどの方が、刑務官が暴行したということで、呼び捨てにされた方もかなりたくさんおみえになります、刑務官を。そういう前提で審議をした。
マスコミも、ほとんどすべての新聞、テレビが刑務官の暴行だということで全国的に流したということで、予算委員会集中審議もやっております、これで。
そういう状況の中で、私も三回だけは刑務官の暴行であったということを言いましたものですから、これは私、謝罪をさせていただきました、ここで。予算委員会でも謝罪しました。
それから民主党も、私もはっきり言っておきます、民主党のあの放水実験がありましたけれども、三月三日でしたか、あれでブロックがぼんと飛んでいったやつをやりましたけれども、あれは当時六キロの水圧を用いまして、六キロというと垂直に飛ばすと六十メーター飛ぶやつですね、これ。やりましたけれども、実際は、これは法務省の中間報告並びに検察庁の冒頭陳述によりますと、〇・六キロ、十分の一の水圧。
まあ、ただしあのところはまだ、弁護側の主張というか、私も行っていますけれども、ホースが古いのを使っていまして水漏れしていましたから、実際はまだ低かった可能性があるという水圧で、十倍以上の水圧で全国民に誤解を与えてしまったということで、この問題については法務部会の方で、民主党法務部会では謝罪すると、訂正報道をお願いするということで部会では決定しております、これ。
そういう状況の中で、私は何とか、まあ、これは刑務官のためだけにやっておるんじゃありません、正直言いまして。やはり保護房の中で事故を起こさないように、受刑者の皆さんのためにもですよ。
じゃ、どうしてこんなことが起こってしまったんだ。二人亡くなって一人事故を起こした、何でこんなことが起きたと。それはまだ現在でも、一年間に六千件近くですか、保護房に入っておられる方がおるから、事故を起こさないようにするために真相究明せないかぬということも当然ですけれども、やはり、ここは集団リンチの場じゃありませんから、本当に、ちょっと表現はきついですけれども。
だから、僕は国会は本当に責任とらぬでもいいかしらと思いますね、これ。法律的な条文というのは別にどうもないようですけれども、もっと大きい意味で、やはり国民の権利を守るというのは当たり前のことでして、これ。これだけのすごい、延べ六十八人六十時間四十九分、枠を入れてですね、こういうことで彼らを苦しめてしまったことについては、これは何としてもストップせなあかんということで、僕は彼らを助けようということで、一年間必死になってやらさしていただいておる、そういうことです。
それで、きょうは十二月の話があるんですけれども、これはどういうことかといいますと、いわゆる保護房の中で、放水事案といいますけれども、亡くなられた方が一人おみえになる。放水、放水ということ、放水があったことは事実ですけれども。
これは、私らの主張としては、要するに中が非常に汚かったし、本人も非常にふん尿にまみれた状況だったから、かえって放水、それは井戸水だったんです、温かい水だったから。普通だったら、ふろへ連れていく状況がつくれればいいんですけれども、大変な状況だった、その方は、入っていくとばあっと来て。そういう状況の中で清掃を、清掃というか、洗ってあげた。かえって、もし洗わなかったら非常にひどい状況であったというふうに思っております。そんなくちゃくちゃの状況でほかっておくこと自体がいかぬかったということの中で、そういう水でということを言われておりますけれども。
一方、そこにはプラスチックの、ああ、きょう持ってくるのを忘れたな、プラスチック状のいわゆるボトルですね、飲料用ボトル。かたいタイプのものがあって、要するに、保護房内で自傷行為に使えるようなものを置いちゃいけないんですよ、保護房というのは。入ったら、それはその保護房収容要件があって、そういう必要性のことについては、それはそういうことですけれども、その保護房収容者、収容された方がそこで事故を起こさぬようにせなあかん努めがあるわけです、これは、矯正局というか刑務所は。だから、そういうものは、あったとしたらこれはいかぬわけです。
それで、これは質問ですけれども、平成十五年四月十六日、法務委員会の視察に行きました。これは山本有二さんが委員長のときに、これは正規の視察です。正規の視察に行きまして、そのときに私は、数日前に、要するに保護房内でどういうものがあったか、自傷行為に使えるものがあったかなかったか問題にしていましたから、保護房内に当時の、十二月の時点であった食器等を、その当時のものを出しておいてくれと頼んだんですよ、これ。
ところが、行きましたら、いわゆる水筒が、自傷行為に使えない、いわゆるぐにゃぐにゃのタイプのものがあった。そこで、いや、こんなはずないじゃないかと、私聞いておりましたから言いましたら、いや、そういうのはもう今なくなりましたからという話があったんですね。
だから、そのことについて、ちょっとその経緯を、私が質問通告というか、お願いをしたところからちょっと正確におっしゃっていただきたいということです。
○横田政府参考人 お答えいたします。
ただいま委員のお話ございましたように、昨年、平成十五年四月十六日に、衆議院の法務委員会に名古屋刑務所の御視察をいただきました。その際、事前に委員の方から、五月及び九月事案に使用された革手錠、それが一つ。それからもう一つは、いわゆる十二月事案の際に用いられたホース。それから三番目として、いわゆる十二月事案の際に保護房にあった食器、スプーン、タッパーウエアなどを用意してほしいというお話がございました。
この御依頼と申しますか、委員からの話にこたえて飲料用容器を用意した経緯について、現在調査中でございますけれども、これまでに判明した限りでお答えをさせていただきます。
この視察が行われました日の前日の平成十五年四月十五日のことでございますが、衆議院法務委員会の御視察に備えまして名古屋刑務所に赴きました矯正局の職員、それから名古屋刑務所の幹部職員らが、準備のために打ち合わせいたしました。そして、したわけですけれども、名古屋刑務所の処遇部長を初めとする関係者は、以前に保護房内で使用していた飲料用の容器につきましては、既になくなったというふうに思い込んでいたという状況がございました。
その上、この準備の際に、処遇部長が処遇部門の統括矯正処遇官に対しまして、保護房用の古い食器というものがあるのかどうか確認するように、委員からの御依頼もございましたので、指示いたしました。これを受けたこの処遇部門の統括矯正処遇官が当時の舎房担当の者に確認をいたしました。
そうしましたところ、飲料用の容器につきましては、保護房用には平成十四年九月に変わった後の物しか使っていないということであったために、その舎房担当は、保護房用に使用している飲料容器はその容器であるという、そういう報告をいたしました。
こういう報告がございましたことと、先ほど申し上げましたように、処遇部長らは、以前に保護房内で使用していた飲料容器が既になくなった、もう大分、いわゆる事案の発生からたっておりますことなどから、そう思い込んでいたこともございまして、それ以上詳細な調査を行うことなく、十二月事案当時の飲料容器はないものだというふうに即断をいたしまして、そして、そのために、四月十六日の御視察の際には河村委員にその旨お答えしたという経緯であったということが現時点でわかっているところでございます。
他方、御視察の際に、当時保護房内で使用中の飲料容器を準備いたしましたのは、少しでも御視察の御参考になるようにというふうに考えたところによるものでございます。
いずれにいたしましても、こういう事情がありますものの、結果として、御視察の際に河村委員に対して十分な御説明をしなかったということにつきましては、まことに申しわけなく思っている次第でございます。
以上です。
○河村(た)委員 そこで、きのうもちょっとお話ししたんだけれども、この四舎一階の舎房担当ですか、が、ないよと言った理由についてちょっと言われましたよね。そこのところ、ちょっとお答えいただきたいと思います。
○横田政府参考人 先ほど申し上げましたように、舎房担当の者は、古い食器はないかというような、そういう聞かれ方をしたので、それはもうないというような答えをしたというふうに聞いております。
○河村(た)委員 いや、きのう、邊野喜さんが、よかったら邊野喜さんに答えてもらってもいいんですけれども、伝言ゲームだと間違える可能性がありますけれども。邊野喜さんが、四舎一階の担当者は就任してすぐだったから、そこのところが、当時の平成十三年当時をよくわからずにそういう返事をしたと言われる。それで間違いないですか。言われましたけれども。
○横田政府参考人 ただいま委員がおっしゃったような状況であるというふうに聞いております。
○河村(た)委員 それは、就任したのは平成十五年の四月ですから、舎房担当がかわった後よね。舎房担当がかわったんですから、そのかわられた方はいつかわったんですか、これは。
○横田政府参考人 舎房担当が交代いたしましたのは平成十五年四月一日ということで、御視察の二週間ほど前ということになります。
○河村(た)委員 はい、じゃ、このことはこういうことで。
これは、どういうことかといいますと、ぜひ自民党の皆さんも聞いとってほしいんですけれども、委員会として、余り党のこれは体質の、政局とは全く無関係でございますので、本当の、法務委員会で見に行ったわけですよ、これ。
ところで、あの状況を見ますと、たまたま僕が知っていましたから、かたいタイプの物を使っていたということを知っていましたから問題になりましたけれども、普通の委員さんからすれば、そこを見ると、いわゆる本当にぐにゃぐにゃのやつなんですよ、持ってくるとよかったですけれども、今ありますけれども。ぐにゃぐにゃのもので、それをばりばりには多分割れないと思いますし、仮に割れたとしても、そんな物を自分で、自傷行為にはそれは全く使えるような物ではないと思いますよ、私は割ったことがないからわかりませんけれども。
だから、ぱっと見ますと、ああ、これは法務委員会、法務委員全員が、ああ、これは確かに、亡くなった理由として、自傷行為、食器等で自傷行為によって亡くなるのは無理だと、ないと、その原因は、というふうに思うんです、これは。当然、思うんです。
となると、なぜだろうかと。何かよくわからぬけれども、放水をしたらしいんじゃないか、これに何か原因があるのではないかというふうに、いろいろ可能性を探っていきますから、こういう誤解をまず確実に生んだということは、これ、局長、そうでしょう。
○横田政府参考人 大変難しい御質問でございまして、御視察の委員の方々が、当時、保護房内に名古屋刑務所側が用意した食器、ただいま委員がおっしゃった飲料用の容器も含めまして、それをごらんになってどのようにお感じになったかというのは、ちょっと私にはわかりかねますが。
○河村(た)委員 答えにくいからそういうことになると思いますけれども、これは私が言うよりしようがないんですけれども、そういうことなんです。やわらかい物しかないから自分を傷つけることはできないということで。
委員会ですからね、これは、委員長、言っておきますけれども。委員会の正規の視察です、全国民から負託を受けた。それで、今言いましたように、膨大な時間をかけて、これは皆さん質問している。衆議院の予算委員会で集中質疑までやった。日本じゅうがテレビ、新聞でわあわあやっている。
そういう視察で誤解を与えるような状況であったこと、これについてはもうきょう私に謝罪すると言いましたけれども、そこはちょっと、評価は別として、そこはちょっと謝罪していってくださいよ。
○横田政府参考人 当時、名古屋刑務所、私どもも含めまして、委員から事前に御依頼のあった趣旨というものの受け取り方の問題もございまして、あのような結果になったというふうに私は理解しておりますが、いずれにしましても、結果としては、法務委員たる河村委員からの御依頼のとおりに、一〇〇%それが実行されていなかったということは、これは事実でございますので、その点につきましては委員会に対しても申しわけなかったというふうに思っております。
以上です。
○河村(た)委員 それで、実は、そのボトルが、今ちょっと話を聞いておられるとあれかわかりませんけれども、実はあったんですね。これはなかったということになっていまして、私もなかったと思っていました、私も。ないと思ったから。
なぜわかったかと思いますと、質問なんかもあるんですけれども、これは平成十五年四月二十三日の法務委員会の質問なんかで出てくるんですけれども、例えば、河村たかし委員「これも、委員長、委員会で、中に何があって、現実にどういうタッパーであって、今全部かえてあると言いました。」とかいう表現で若干出てきますけれども、これはなかったと言われておったことは事実です、これは。なかったと。それをちょっと確認しておきましょう。
○横田政府参考人 お答えします。
私どももなかったというふうに理解をいたしておりました。
○河村(た)委員 そういうことで、なかったということで、私も困りまして、自分で、そんなはずは、なかったと思っておるんですけれども、何とか手に入れにゃいかぬですから、頼んだんですけれども、ないということですから。
だから、どうなったかといいますと、自分で業者を探し当てまして、納入業者を。それで、そこに直接電話をかけました、まだ覚えています、何軒かに。あなたのところにこういうのないですかと言っていったら、いや、実はこういうものを納入していましたとわかったんです。こういうことですね。
それで、じゃ、次のあれですけれども、今度は平成十六年、この間ですね、二月十九日の予算委員会の質問通告をいたしまして、邊野喜さんやら夜見えて、私も言っておきますけれども、抜き打ち、やみ討ちしませんから、ちゃんと、堂々と、実はかたいタイプの物は現在も使っているんだと。あるどころか、あることもあるし、現在も使っているんだという話を聞きましたものですから、本当にあったのかと、これ。あったとすれば、委員会を裏切ったことになるから大変なことですよと、これ。それも、非常に中核的な事実ですから、これは。と言って、質問の文書でちゃんと質問通告をしました。
では、その夜の邊野喜さんがお見えになった辺のところから、ずっと一連のことを御報告いただけますか。
○横田政府参考人 お答えいたします。
委員から質問通告がございましたのは、二月十九日の予算委員会の前の日であったというふうに理解しておりますが、おっしゃいますように、二月十八日に河村委員から質問通告がございました。
それで、先ほど申し上げましたように、私ども、私もまた、いわゆる放水事案の当時に保護房で使われていたという、そのものの容器はないというふうに思っていたわけですが、委員から再度といいますか、またお尋ねがございましたので、これはやはり、徹底してもう一回きちんと調べなきゃいけないというふうに考えました。(河村(た)委員「一たんないと答えたところを言ってってください、邊野喜さんが言われたような」と呼ぶ)いわゆる質問レクの際には、ないという、私どもはそういう認識でございましたので、ないというふうにはお答えしました。
しかし、それに対してなお委員の方から、本当にないのかというような、こういうお尋ねがあったと聞きましたので、これはやはりきちんともう一回やってみましょうということで、また名古屋刑務所の方に指示をいたしまして、確認いたしました。
その結果、その間のまたいろいろいきさつがございますけれども、十九日、翌日の朝に至りまして、名古屋刑務所で再確認いたしましたところ、現在、保護房ではない一般房で、一般の独居房で使っている飲料用の容器が、いわゆる放水事案当時に保護房で使用していた容器と同種のものであるということがわかりました。いわゆるそういう報告が矯正局にございました。そこで、委員御承知のように、矯正局では取り急ぎその旨の御説明を委員に対して申し上げたということでございます。
○河村(た)委員 矯正局として、昨夜というか、夜私にないと言った話が実はあったとわかったのは、これはいつになるんですか。
○横田政府参考人 お答えします。
私ども矯正局側が同種のものがあるということを知りましたのは、十九日の午前八時半ころでございます。
○河村(た)委員 では、ちょっと、きのう邊野喜さんからも伺いましたけれども、どういうふうに伝達されて、今横田局長言われましたけれども、問い合わされて、どういう経路で後。きのうちょっと、官職名ですね、固有名詞はちょっととりあえず控えるということでしたが、官職は言うと言われましたので。どういう経路で、最後、私は本会議場から出てきたときに横田さん待ち受けておられて、二時ごろだったと思いますけれども、答弁ぶりを訂正させてほしい、まことに申しわけないという話があったけれども、そこに行くまでの、だれに具体的にどういう経路でその問い合わせが行って、伝達されてきたということをお知らせください。
○横田政府参考人 まず、訂正でございますが、先ほど十九日の午前八時三十分ころに同種の飲料用の容器があることを私どもは知ったと申し上げましたが、これは名古屋刑務所側が知った時刻でございまして、私どもがそれを知り得ましたのは午前九時半ごろだったということでございますので、訂正をさせていただきます。
それで、では経過をもう少し詳しく申し上げさせていただきます。二月十八日に話が戻りますけれども、この日に矯正局から名古屋刑務所の調査官とそれから第一統括、統括官に――失礼しました。もう少し前から、ちょっと長くなりますけれどもよろしゅうございますか。
○河村(た)委員 いやいや、そこからでいいです。きのう聞いた話では、夜中の二時ごろにメールを送られたと。そこからでいいです。
○横田政府参考人 では、そこから話します。
先ほど申し上げましたように、河村委員の方から、それが本当になかったのかというような、そういうお尋ねがあって、もう一回確かめましょうということでやりました。その一つの方法として、昨年のあれは五月十四日だったでしょうか、衆議院のこの法務委員会で参考人の質疑がございまして、そのときに河村委員が三井さんという参考人の方に、プラスチック製と思われるその飲料用の容器を示しまして、そしてそれにお尋ねになりました。それに対して三井さんがたしか、同様なものが保護房では使われていましたというお答えをしたことがありました。
それがありましたので、再度、私どもがあるんじゃないか、あるのかないのかと確認していることのイメージと、それから名古屋刑務所側が受け取っているイメージが違っているようなことがあっては、これは話が通じませんので、河村委員がその容器をお示しになっているビデオを再生いたしまして、そこの画面をカメラで撮りまして、そしてそれをメールで名古屋刑務所の処遇首席に送りました。これによって、河村委員はこういうものがあったんじゃないか、あるいはあるんじゃないかということをお尋ねになっているということで、わかるようにいたしました。
その結果、十九日の午前七時ごろに処遇首席が登庁後にこのメールの写真を確認いたしまして調べました。その結果、四舎一階の配ぜん室流し台そばのかごの中に、このスクイーズボトルといって、現在保護房に入っている人に渡すそういう飲料用のボトルとともに、河村委員がお示しになったような、よく似た容器があることを確認いたしました。
その一方におきまして、雑務係の職員が、以前保護房で使用していた飲料容器というのは今保護房ではない独居房で使用されているものであることをふっと思い出しまして、そして同じく四舎一階というところに行きまして、その河村委員がお示しになったものとよく似た容器があるのを確認いたしまして、処遇首席に報告しました。
ここで、処遇首席がメール写真で確認したことと、それから雑務係の職員が思い出してもう一回確認したこととがちょうどうまく一致したわけで、ああ、これが、以前保護房でこういうものを使っていたなということがわかったということで、それが矯正局の方に報告があったということでございます。
○河村(た)委員 そうすると、現在ある数を確認していきましょうか。それを矯正局に報告があって、九時半ごろわかったということですか。私のところへ言ってきたのは二時ぐらいですけれども、この間はどういうふうになっておったんですかね、これは。
○横田政府参考人 委員のところに行くまでのことをお尋ねのようですが、当時委員は予算委員会に出ておられると思いましたので、いずれにしましてもすぐにその結果のお話をすることは難しいと思いましたので、結局時間的にもやや遅くなりました。私どもの方も、名古屋刑務所から報告のあったそれがどこまで客観的に正しいというふうに言えるのかどうかという、これももう一回話をいろいろ聞いたりしながら、信憑性というとちょっときついかもしれませんけれども、いずれにしてもそれが本当にそうか、これは河村委員にお伝えするに足る内容のものであるかどうか、これについては慎重に中で検討いたしました。
その上で、河村委員は当時、予算委員会に出席されておられるというふうに思っておりましたので、それで本会議が終わるのをずっと待っておりまして、出られたところでお話ししたという次第でございます。
○河村(た)委員 では、その日の朝、九時半には全体の個数もわかったわけですか、全部これ。
○横田政府参考人 済みません。
先ほど申し上げました八時半ごろに、名古屋刑務所の処遇首席や、それから職員が確認したその食器棚のところには、三個ございました。その後で、さらに所内をいろいろ探させましたところが、別に飲料用の容器二十個があることが確認されました。そういうことで、最終的には二十個ということが確定した次第です。
○河村(た)委員 その間に、私のところの秘書が調べに行っておるんですけれども、これは当然、矯正局との間で、そういうものを隠したりとかそういうことはなかったでしょうね、それは。
○横田政府参考人 そういうようなことは一切ございません。
○河村(た)委員 私のところの秘書が行ったのは何時だったかな、十時、わかりますか、その時間とその間に、今のは一切ないということね。
○横田政府参考人 河村委員の秘書が名古屋刑務所にお見えになったのは、午前十時三分というふうに聞いております。
○河村(た)委員 その間には、当然、隠そうとか、そういうことはなかったわけですね。
○横田政府参考人 もちろん、毛頭ございません。
○河村(た)委員 では、次の質問ですけれども、今の十二月事案ですね。発生当時かたいのがあって、このやわらかいのになったんですけれども、それはいつごろ、どういう理由でなったのかということを。
○横田政府参考人 お答えいたします。
これも取り急ぎ調査して、現在私どもの方で把握している限りで申し上げますが、名古屋刑務所、現在使われているものはポリエチレン製の容器でございますけれども、それが購入されているのが平成十四年九月六日ということが記録上わかっておりますので、恐らくそのときから、現在使われている、これはスクイーズボトルというふうに呼んでおりますけれども、それを使っているというふうに理解しています。
その変更理由ということに、結果としてはそうなるわけですけれども、それについては、特にそれについての文書などが残っているわけではございませんので、現時点においては判明をしていないというのが率直なところでございます。いずれにいたしましても、それぞれの時点において、保護房で使用するのに適当であるというふうに購入の担当者が判断したことであるというふうに考えております。
○河村(た)委員 そこはしっかり一遍調べていただくように、委員長から命じてください。
○横田政府参考人 この点については、引き続き調査をいたします。
○河村(た)委員 だけど、私が聞いておるところは、刑務所というのはすごい、ある意味では秩序がしっかりしていて、いろいろな食器を変えるときなんかは全部、そういうような書類を出すということを聞いていますよ、私。そんな、一つずつ勝手に職員が変えれるようなものじゃないというふうに私は聞いておりますよ。どうですか、局長。
○横田政府参考人 この点も含めて調査いたしますが、ここでちょっと感覚的に申し上げますと、これは消耗品でございますので、どの程度書類が残っているのかというのはちょっと。残っていなかったということについて、私はそれなりに、そうかなというふうに理解しておりました。いずれにしても、一回調査いたします。
○河村(た)委員 ちょっと大臣に、先ほどいわゆるレクで、私、要するにもうないというような答弁ぶりですが、そういうのをレクを受けたわけでしょう。いつごろ受けて、いや、実はそうじゃなかった、ありましたというのはいつごろ受けられました、具体的に。
○野沢国務大臣 この案件のレクの場合に、矯正局からお話を聞いております。
○河村(た)委員 何時ごろですか、それ。
○野沢国務大臣 ちょっと時刻までは記憶にございませんが。
○河村(た)委員 ちょっとそれは思い出してください、後でいいですから。答弁できりゃどうぞ。
○野沢国務大臣 河村先生の質問を控えまして、事前に受けたものでございます。
○河村(た)委員 ちょっと後で教えてくださいね、後でね。了解いただいたようですので、時間がないもので。
○横田政府参考人 法務大臣に、私の方からいわゆるレクというものをいたしましたのは、当日の午後三時ころでございます。
○河村(た)委員 その午後三時というのは変更のレクですね、実はあったんだと。なかったと言っているのは何時ですか。ないというのと変更と二つあるでしょう。
○横田政府参考人 もともと、いわゆる委員会の前のレクでございましたので、これまでなかったということを河村委員にも御説明しておりましたけれども、このようなことになりましたことで、大臣には一括して御説明いたしました。
○河村(た)委員 それから、ちょっと時間がないですけれども、保護房の床を変更されておるようですけれども、それはいわゆる転倒等の事故がないようにやわらかいものにしたりとか、さらに今後やわらかいものに改造する予定ですけれども、それの理由と、どういう状況かを教えてください。
○横田政府参考人 保護房の床につきましては、平成五年ころから、コンクリートの上に張るウレタンの厚みを増しております。これは、その後つくられた保護房はすべて、すべてというか、ほとんどそうしておりますし……(河村(た)委員「二センチ」と呼ぶ)二センチですね。(河村(た)委員「前が」と呼ぶ)一・五ミリから二センチになりました。
なお、そのほかに、保護房については、いろいろこれから新しい観点から、例えば窓を大きくするとか、いろいろな形で保護房を変えていこうということで現在検討して、なるべく早い段階で実行する予定にしております。
○河村(た)委員 いや、今後のやつはさらに事故防止のために、転倒事故等防止のために、さらに二センチよりももっとやわらかいものと聞いておるんですけれども。
○横田政府参考人 床の厚さであったかどうか、ちょっと私、申しわけありません、記憶が定かでございませんが、いずれにしても、例えば内側に何らかの保護的なものを備えるとか張るとかという形も含めまして、さらに安全な保護房にしようということで、具体的には検討して実行する予定になっております。
○河村(た)委員 それは転倒事故等の防止のためですね。
○横田政府参考人 事故としてはいろんな場面が想定されると思っております。
○河村(た)委員 それでは最後に、もう時間ですから。要するに、こういう新しい事実が出てまいりまして、ですから、受刑者のためも当然ですけれども、この八名は休職処分で、いまだ二人逮捕されたままでございます。
子供も小さいものですから、皆さん、地獄の思いで暮らしてみえるということなんですけれども、裁判は別にしまして、休職処分というのは行政処分ですから、そういうものについてちゃんと行政調査を行って、こちらのことにも対処するというか、そういうことをやらぬとこれは職権濫用罪、不作為のですね。必要な行政調査を行わずに不利益な処分を続けるということは、これは職権濫用罪になるんじゃないですか。
○野沢国務大臣 大変、委員が詳細にお調べをいただいて、新しい事実等も出てきておるわけでございますが、法務省といたしましては、この一連の名古屋刑務所の事案につきましては、可能な限り行政上の調査を行いまして、再発防止に努めることが必要であると考えております。
今後とも、公判の推移を見守りつつ、必要な調査は実施してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
○河村(た)委員 最後ですが、今言った、非常に重要な、水筒ですね、かたいもの、そういうものがあるのに、これは簡単にわかるんですからね、言っておきますけれども。同じところにあるんですから。そういうのを出さなかった。
それから、そういうようなこととか、こういうのは証憑隠滅罪のおそれもありますし、それから、そうですね、名誉毀損の問題もありますよね。これは、各論はお答えになりませんけれども、一般的に、証憑隠滅罪というのはどういうところに成立するんですかね、これ。局長でいいですよ、御専門家だもの。
○横田政府参考人 大変申しわけございませんけれども、立場上、これについての公権的なお答えはお控えさせていただきたいと思います。
○河村(た)委員 ありがとうございました。
それじゃ、きょうは終わりますけれども、ぜひ、しっかりと真相究明を行っていただきたいと思っております。
○柳本委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会をいたします。
午後四時二分散会
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