河村(た)委員 河村たかしでございます。
 安倍さん、せっかくお越しいただいて、先ほどから重要な課題だと盛んに言っていただいておるけれども、その割には見守るということばかりですので、見守っていただいておっても何も聞きようがないなと思いますが。
 私は、前からずっと、かねがね、法案の準備もしたことがあるんだけれども、国会移転そのものには反対ではないんだけれども、ただ、森の中に宮殿をつくるような、何か、前から言っていますけれども、各候補地の、私のところもあるんですよ、地元は、あるけれども、そういうような何か自分の地域だけだからということで言うつもりもありませんので。
 要するに、今の時代の背景は、やはり国家にすべてのいろいろな財を集中していって、あたかも本当に社会主義国のようなことをやっているところがすべての問題ですわね、これ。人間に番号をつけることを自民党が賛成するというわけのわからぬとんでもない話が、これは安倍さんにかねがね言っておりますけれども、そういうような国では本当にこれは閉塞感が出てきますよ、これ。
 それで、国会移転も、計画を見てみますと、山の中にそれこそ宮殿があって、なぜか池があるんですね、必ず。池の横に国会議員が歩いておる。これは全く反対でして、国会議員というのは忙しいところであくせく働かないかん。だから、ちょっと、安倍さん、後ろからメモをもらって、これは役所が書いたものだと思うけれども、ゆとりある環境に政策担当者を置くと言われましたけれども、そんなところに置いたら本当にぼけちまいますよ、これ。だから、政治部門というのは、ゆとりあるところにおるのは納税者の方がおるのであって、公僕、パブリックサーバントとしては、とにかくもう忙しく働き詰めに働くというところでないといかぬ。
 だから、そのためには、計画そのものを完全に、僕は、解党的出直し、どこかの党と同じですけれども、ということで、今のあれですと多極的国土形成法にのっとると書いてありまして、それは既存の都市から距離を置くというスタイルでしかできないんですよね。だから、下手したら、これは一たん廃案にして、もっと既存都市を使った分散型、そういうものを進めていくというふうに方針を転換しなきゃいかぬと思いますよ。そうしないと、新しい国家像ってない。
 東京一極集中がいかぬいかぬといって、ほかのところに一極集中して、それも森の中に宮殿をつくってどうするんですかということですよ、これ。社会主義のスターリンの五カ年計画みたいなものですよ、これ。
 そういうふうに、自由主義型に変えるというふうに、どうか政府はお考えにならぬですか。重要な問題だったら、見守っていただくのを重要な問題と言わないので、重要な問題なら、別に国会は国会でやるんだけれども、安倍さんは安倍さんで、私はこう思うがと言っていただいても大いに結構だと思うんですよ。いかがでしょうか。
安倍内閣官房副長官 私の所属している党は自由民主党でございまして、まさに自由主義の政党でございますから、その上に立って政策を立案しているわけでございます。個人情報保護法案もそうだと私は思っておりますが、この法案については、この委員会とは関係がございませんが。
 このあり方、国会移転した新しい首都機能を持つ都市の形については、まさにこれは当委員会で院として御議論をいただくことなんだろう、こう思うわけでございます。その上にのっとって、私どもは行政府としてやるべきことはやっていきたい、こう考えているところでございます

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