石原委員長 ありがとうございます。
 河村理事、どうぞ。
河村(た)委員 河村たかしでございます。
 まず、結局、我が日本の国会は、党でみんなやるというのが原則でございます。団体主義でございますので、どうしても党のコンセンサスをとっておると時代に乗りおくれるということで、先ほど二重構造だと言われましたけれども、それは、これが理由でございまして、それでも結構活発な議論があって、やはりこれなんかは、どんどん個人がいろいろな法律を出して、それでどんどん採決していく、そういう方向になりゃええんだけれども、それは原則がそうですから、ならなんだ、もうちょっとというところでございましたけれども。そういうふうに国会を変えていかぬと、党だ党だ言っとるとさいが、本当に時代に取り残されていくだろう、そんなふうに思います。
 それから、この問題ですけれども、移転法の二十二条に、実は、国民合意と社会経済状況の変化について考えると書いてありまして、それを考えていかないかぬ。そうなると、このくそもうからぬときに何を一体やっておるんだというのが、国民の本当の、大方の意見だろうと思います。何か、移転の図を見ておりますと、森の中に宮殿があって、なぜか池があるんだよね、必ず。その池の横に議員が歩いておる。こういうのは、森の中とか別荘地というのは、タックスペイヤーで、金をもうけた人が住まないかぬ。それで、国会議員とか役人というのは、むさくるしいところで、もう仕事にあくせく、どえりゃあえりゃあところで働かないかぬ。そういう国家像に二十一世紀はしないと、やはり日本はぶっつぶれますよ、これは。
 そういう改革をせないかぬということで、私は、移転法を改正すべきであるということで、これは皆さんのところに、お手元に出しましたけれども、二〇〇二年二月八日に提案をしておりますので、まだちょっと時間があります、時間内に終わりますが、二案ありますけれども、一案だけ簡単に骨子部分を言います。
 だから、こういうのをどんどん出して、皆さんでどんどん採決していけばいい。議員というのは、国会サラリーマンじゃなくて、社長なんですよ、それぞれ、国民に責任を負う。そういう時代をつくらないかぬ、そういうふうに私は思っております。
 ざっとフルスピードでいきますからね。「国会等の移転に関する法律の改正について」ということで、二月八日に出しました。「河村たかし」と書いてあります。
 一番、前文。東京の都市構造に象徴されるような、東京を頂点とする序列意識、官尊民卑の意識・構造を打破することこそが、国会等の移転の中心的意義である。前文にこのような構想を書き込むとともに、東京一極集中による弊害を人口の過密等の物理的側面からとらえている部分は削除する。
 二番、国会等の移転の意義と効果。一に掲げた構想を踏まえると、移転先は他の大都市圏でも許容されるので、多極分散型国土の形成に言及した部分は削除する。それから、東京圏と同時に被災しない地域に移転することにより、リスク分散が図られればよいので、移転先の災害に対する安全性について言及した部分は削除する。
 それから三番、移転先の選定基準。移転先の選定基準は、以下の三項目とすることを基本として、法第七条を改正する。既存都市の都市機能の活用、土地取得の容易性、自然環境への負荷の程度。
 それから四番、移転先となる新都市のあり方。小さな政府の考えに基づくとともに、広く国民の理解の得られるものとするため、経済財政状況に配慮した小規模で質素なものとすべきであり、このような考えに基づき法第八条を改正する。
 五番目として、調査会への差し戻しということになるかもわかりませんが、そうすると非常に大変ですので、差し戻さずに、三候補地に新たな候補地を加えるところで考え直す。
 こういう法律をぜひ通していただければ、私は、国民の賛成を得られると。やはり、国民の考えておることは非常に真実をついておると思いますので、この今の雰囲気というのは、やはり今の法律ではどうも時代に即していない、それはバブル期の考え方であったんだということだろうと私は思っております。
 以上でございます。

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